PrEPが必要な人は?
PrEPはHIVの感染リスクからあなたを守る方法です。性交渉の前後に継続して抗HIV薬(ツルバダ TDF/FTC、またはデシコビ TAF/FTC)を服用します。
HIVに感染していない人で、以下のどちらかにあてはまる人に向いています。
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- コンドームの使用が難しかったり、使用できないことが多い人
- コンドームと併用しながら、さらに感染リスクを下げたい人
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PrEPの服用を開始する前に
セクシュアルヘルスクリニックで第4世代のHIV検査(第4世代抗原・抗体検査)を受けてください。陰性の結果を確認したあと、直ちにPrEPの服用を開始してください。検査前の4週間にHIVの感染リスクがあった場合、最近のHIV感染が検出されないことがあるため、4週間後に再検査することをおすすめします。
*PrEP薬の服用開始直前に必ずHIV検査を受け、「陰性」を確認してください。「陰性」を確認せずPrEP薬の服用を開始するのは、危険です。
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- ほかの性感染症のスクリーニング検査も同時に受けましょう
- B型肝炎(HBsAg)検査と腎機能検査も同時に受けましょう(詳細)
- 可能であれば、A型肝炎ワクチン、B型肝炎ワクチン、ヒト・パピローマウイルス(HPV)ワクチンを接種しましょう
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PrEPの服用開始後は?
セクシュアルヘルスクリニックで、3か月ごとに定期検査を受けましょう。必須の検査項目は次にあげます。
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- 「第4世代」のHIV検査(第4世代抗原・抗体検査)
- ほかの性感染症のスクリーニング検査(B型肝炎、梅毒、クラミジア、淋病etc)
- 腎機能検査(血液検査や尿検査など)
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