PrEPに関する新しい情報ページをCDCが公開

CDC(アメリカ疾病管理予防センター)が「HIV感染のリスクを減らすための予防方策の有効性」と題したページを7月20日(現地時間7月19日)に公開しました。これまで言及していなかったいくつかの点について、さまざまな研究結果(科学的エビデンス)や報告を引用して説明しています。

Effectiveness of Prevention Strategies to Reduce the Risk of Acquiring or Transmitting HIV

以下、簡単に要約します。

      • PrEPの有効性が99パーセントと明言(MSMとシスジェンダーの異性愛者ー男女間)
      • MSMにおいて、PrEPを毎日、もしくは少なくとも週に4回服用することは、~99パーセント有効性があると認める
      • オンデマンドPrEPが科学的に有効で予防効果があると認める
      • コンドームの有効性(HIVの予防効果について)→アナルセックスのウケ側の場合、72パーセントから91パーセント
      • HIV陰性で服薬遵守していたPrEPのユーザーで、のちに陽性になったケースが、世界で3ケースと認める
      • TasP (or U=U)の有効性が100パーセントと明言